2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧

震災関係、ようやく少しづつ動き出したか

最近、震災関係のことがようやく少しづつ動き出してきた感がある。1:政府が、財源は未定としても、約20兆円を震災対策に使うことにした 2:気象庁が津波警報を初期段階で過小評価したことを反省し、今後改善することにした 3:原子力発電所に対するテ…

アメリカ国債危機:なぜ根本原因を解明しようとしないのだろう

連日報道されているように、アメリカ国債が債務不履行の危機に直面している。仮に今回ぎりぎりで債務不履行を免れても、格付け機関の格下げは確実で、そうなると最も安全な金融資産として世界中の金融機関が無条件で購入していた状況が変わり、世界の大きな…

村井宮城県知事の震災対策は理路整然としてすばらしい

昨日は、午後、朝日新聞本社での「ニッポン前へ」の授賞式と日本橋で朝日新聞主催の日本再生シンポジウムに参加してきた。 「ニッポン前へ」に関しては、1800近い応募論文を朝日新聞のデスクとよばれる200人くらいメンバーが総出で読み、絞り込むのに時間が…

朝日新聞「ニッポン前へ委員会」提言論文、佳作に選んでいただきました

昨日、キプロスから帰ってきました。今日の朝日新聞に掲載されていますが、5月に「ニッポン前へ委員会」の東日本大震災後の日本のあり方に関する提言論文に応募したのですが、佳作に選んでいただくことができました。ホームページを活用して津波被災地の復興…

キプロスでの停電

シグマファイという統計物理学の国際会議に参加するため、土曜に日本を出て、ドバイ経由で地中海の小国キプロスに来ている。会議の初日に当たる月曜の朝、6時間の時差があることもあり早く目が覚めたのでホテルの部屋でパソコンを使って仕事をしていたら、6…

命を優先するという論理ならむしろ原発を容認すべき?

原発のストレステスト導入に関する混乱がひどくなっている。TVのニュースを見ていて、論点が非常にぶれていることを感じた。それは、「命を最優先にしてほしいから、ストレステストなどの原発の安全性をしっかりチェックし終わるまでは原発を動かしてほしく…

原発のストレステスト:テロへの対策も項目に入れるべし

今日の新聞で、原発のストレステストを改めて行うことになったという報道があった。これは是非やってほしいし、先月に安全宣言をしたときには、やってなかったということは、何をもって安全と宣言したのか、旧体質がそのまま残っているようで、怖さを感じる…

日本人の美徳と放射能汚染の賠償:下限と上限をアンケート調査してはどうだろう?

今回の震災に関連して、日本人がパニックを起こさずに、じっと行列に並んで我慢強いことが海外から美徳として高く評価されたという報道があった。しかし、6月30日のブログにも書いたように、我慢比べになってしまっては、最も弱い人に大きなしわ寄せがきて我…

大槌町での葬儀

週末の土曜、岩手県大槌町で義理のいとこの葬儀があった。3月11日の津波で行方不明になり、未だに見つかっていないが、100日を過ぎ、区切りを付ける必要もあり、葬儀を執り行うこととなったのである。 自家用車に関東にいる親戚を乗せて、金曜に東京を出て、…